育児と仕事の両立に悩んだときは I Don’t Know How She Does It.
読書が好きで、出張でイギリスに行く度に洋書をたくさん買い込んで来ます。
今日はワーキングママでもある私が、ものすごく力を与えられた本について。
同タイトルで映画化もされています。
私は映画から観ました。
当時まだ上の子が幼稚園だったかなぁ。
サラ・ジェシカ・パーカー演じる主人公に随分自己投影してしまい、泣きながら観たのを覚えています。
以降、仕事と育児のバランスに悩む度に励まされた作品です。
映画版の舞台はニューヨークなんだけど、原作はロンドンと知り、原書をゲット。
ワーキングマザーのKateは、育児と仕事の両立に悩みながらも毎日頑張って生きているキャリアウーマン。
初めての出産から帰宅したKateが、夫のRichardとともに「さあ今からどうしたものか!」とプチパニックに陥るシーンがあります。
(映画ではなかったな、確か。)
You needed a license to drive a car, but with a baby you were expected to pick it up as you went along.
車を運転するには免許証が必要だけど、子育ては走り出してからその道中でライセンスを得るようなものだ。
Becoming a parent was like trying to build a boat while you were at sea.
親になるというのは、まるですでに海にいるのにボートを作ろうとしているようなもの。
確かに子育てって学校では教えてくれないし、こんなに大変よー!なんて具体的に言ってくれる人なんていなかった(だからこそ、できたとも言える💦)。
あと、もう1つ印象に残ったのはこの人生の例え。
Life is a road for a man, for women it's a map - we're always thinking about side roads and slip road and doubling back, while they simply plough on in the fast lane.
男の人にとったら人生は「1本の道」だけど、女性にとっては人生は地図なのよね。
私たちはいつでも脇道がないかとか、滑りやすい道はないかとか、後戻りしようかとか考えてしまうけど、男性は追い越し車線のシンプルな道を突き抜けるだけ。
女性はマルチタスクで、男性はシングルタスクと言われるけれど、女性ももっとシンプルに生きれたらいいのになと思ったのでした。
人生は地図。
深い言葉です。
問題はちゃんと目的地があるかどうか。。。
子育てと仕事と人生と女性の幸せと。
たくさんの学びのあった本でした。
DVDとともにどうぞ!