石を投げられて目が覚めた

英検1級合格までの道のりと英語な日々徒然

英検1級 気付きつまずき

どの勉強もそうだけど、やっぱり英検の勉強も振り返りって大事だ。

 

私の場合、英検1級に受かるまでは4、5回テストを受けた。

 

幸いにして、2次試験の面接は一発合格だったけれど、一次の筆記は散々だった。

 

何が散々かって、毎回あと1問あっていれば、という合格ラインギリギリで落ちるという悔しさ。

 

でも、私は諦めなかった。

 

そして、冷静に思った。

 

敵は想像以上に手強い。

 

そして、こうも思った。

 

敵を味方にはできまいか。

 

多くの人にとっては、何を言っているのか意味不明だろう。

 

つまりは、敵と思っている限りは苦手意識がつきまとうわけで、味方と思えばもっと仲良くなりたいと思うのではなかろうかと、腕を組んで発見したのだ。

 

すると私の意識の中で変化が起こった。

 

英検1級の中でも私の1番の敵はボキャブラリー。それまでは「やっても時間の無駄」とさえ思っていたのだが、ここと「仲良く」ならないと「みんな(英検1級)」とは「仲良く(合格)」なれないと認識できた。

 

そのためにまず私がしたことは、単語集を買うことだった。

 

ってそこから?と思われるでしょう。

 

はい、そこからです。

そのレベルでした。

 

ご存知の通り、単語集は気が遠くなるほど単語の量もあるし、テキストも分厚い。しかし、私はここで屈しなかったのです。

 

何をしたか?

 

瞑想だ。

(迷走ではない。)

 

瞑想して見えたのは、ボロボロになりながらも嬉しがっている単語集だった。

 

こいつ、アホか?とここでブログを去ろうとしたあなた!

 

ちょいお待ち!

 

この瞑想からのイメトレは意外なまでに効果があるのだからあなどってはならない。

 

私の頭には、ボロボロになるまでの過程で頑張る自分と、それを大切に英検1級合格の証として、合格後も単語集を離さない自分までもがはっきりと浮かんでいた。

 

そうしたら不思議。その状態になるまでやろうと、必要以上に書き込みしたり、付箋を貼ったり。

 

挙句、通勤電車でも勉強できるようにと、レコーダーを購入し、自分の声で単語を読み録音しては、文字通り肌身離さず勉強した。

 

お風呂の中に持ち込むこともあった。お風呂の湯気でしわしわになるのが、また一歩ボロボロに近づいたと嬉しくて仕方ない変態ぶりを発揮したのだった。

 

そして今、私は自分の勉強法を紹介するセミナーを行っているのだが、このボロボロになったテキストを自慢して、そして愛して止まないのだ。

 

最初は敵だと思っていたあいつ。

なのにいつしか、枕元にはいつもいてお風呂まで一緒に入るようになって、気付いたら私はあいつなくしてはいられなくなった。

 

ずっと一緒だよ、とボロボロになるあいつを撫でて私は笑う。

 

って、何の話だ。

 

とにもかくにも、最悪の出会いからいつの間にか恋人同士になったかのような、そんなドラマチックな歴史が私と単語集にはあるのだ(笑)。

(この際、単語集に名前をつけたいぐらいだが、これ以上おかしな言動はやめておこう。)

 

実は今日、私にあらたな目標ができた。

 

英検1級に受かってから、英語を勉強するモチベーションがなくなってしまい、現状キープが精一杯だったのだが、、、

 

今学んでいるコーチングを、英語でできるようになりたい!と思えたのだ。

 

TOEICはなんとなくもういいや、と思っているので、モチベーションを上げるためにケンブリッジ英検とかBLATS(だったっけ?)などのビジネス系試験をやっていくのもいいかもしれない。IELTSは資格の有効期限が2年だからなんとなく受ける気がしない(し、そもそも大学進学するわけでもないし)。

 

というわけで、次なる目標。

 

ケンブリッジ英検CAEをまずとる。

(このレベルは英検1級と同等とされるが、ブランクがありすぎて受かる気がしないため、まずはここからのスタート)

そしてCPE

 

あー、欲しいな、C2レベル!

欲しい、欲しい!

 

しっかし、検定料が2万円以上もするんですね。

試験、資格ビジネスの素晴らしいモデルです。

 

さてと、何から手をつけよう、、、

 

というわけで、今日も私のつぶやきと回顧録が皆さんの英検1級対策に何らかの形でお役に立てば幸いです。

 

ともに英語の勉強を頑張りましょう!